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中華料理屋の天井に作品(画像追加3) [自作紹介]

彦坂尚嘉茄子とトマト完成1.jpg
彦坂尚嘉茄子とトマト13変.jpg

「深川いっぷく」「深川ラボ」のある、商店街の中華料理屋の天井に、
作品をやっています。
好評で、会期が延長になって5月6日までになりました.
ご笑覧いただければ、幸いです。

彦坂尚嘉茄子とトマト10変形.jpg


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彦坂尚嘉のライブドローイング/アートフェア東京2009 [自作紹介]

彦坂尚嘉のライブドローイング/アートフェア東京2009です。
以下の写真は、
斉藤ちさとさんの撮影です。
感謝です。

ビデオ撮影は加藤力さんにお願いしてやっていただきましたので、
その内にYouTubeにアップして、このブログにも貼付けるつもりです。


PAP_00031.jpg




PAP_00052.jpg
PAP_00013.jpg
PAP_00024.jpg


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アートフェア東京2009/彦坂尚嘉の展示 [自作紹介]

アートフェア東京2009での、
彦坂尚嘉の搬入の様子を、糸崎公朗さんが撮影してくれていました。
感謝です。

以下ご報告を少しします。

s-R8457196.jpg
一日前の4月1日にトラックに積み込んで、
ホテルで一泊して、
2日の朝8時から並んで、10時になんとか搬入です。
手伝ってくれたのは、写真右から伊東直昭さん、白濱雅也さん、
他に武田友孝さん、佐々木薫さん、山口麻衣さん。

お金も、労力も、まあ、馬鹿にならない大変さです。

ブースの出店料金が、前の倍になっていて、約80万円です。
でうから、何やかや100万円を超えるお金が飛びます。
出店料はギャラリーARTEさんが持ってくれていますが、
自分の作品の搬入搬出の費用は、私持ちです。
そのほとんどは、赤字ですから、
勉強賃ということになります。

前に、四国のこんぴらアートへ、自分でトラックを運転していって、
かかった交通費が、約25万円でした。
これも、もちろん赤字です。

作家をやって行く事の、不可能性というのは、
金銭的にまず、ぶつかる問題なのです。
こんなことをやらなくても良いのではないか?
というご批判も分かりますが、
こういう変動期に、きちんと現実を見るためには、
足で、動かないと、見えないのです。


s-R8457200.jpg

右の後ろ姿が、山口麻衣さん。
左は、糸崎公朗さんか?
あるいは今回ARTEを手伝ってくれている池田さんか?

s-R8457202.jpg
左の女性が、ギャラリーARTEの梅谷幾代さん。
汚い後ろ姿が彦坂尚嘉。

s-R8457207.jpg
左側が糸崎公朗さんのフォトモと、奥の丸い写真が昆虫を接写したもの。
両方とも、超密着の視覚で、糸崎公朗さんのやさしさに満ちた眼差しが、
すばらしいです。


s-R8457208.jpg
手前の大きな作品が、彦坂尚嘉の皇居美術館建築模型彫刻。
右の赤いのが、横山玄太郎さんに本物のトマトと茄子から、
直取りで作ってもらった陶器をくっつけた作品。

s-R8457210.jpg
壁面の後ろが、今回のARTEの3人目のアーティストである、
吉峯和美「インテリア」という油彩絵画。
彼女の作品が、一番良く売れていて、今回のARTEを支えています。
吉峯和美さんの絵画は、3界とも《第8次元》ですが、
すべて《真性の芸術》です。
前に吉祥寺の焼き鳥屋のカッパについて書きましたが、
ちょうど同じ構造の《第8次元》の芸術世界です。
こんぴらアートでは、五十嵐太郎さん、そして村田真さんも
評価していた画家です。
《第8次元》の絵画の強さを、改めて、この売れ方で、
思い知らされました。

s-R8457220.jpg
s-R8457222.jpg
この小さな皇居彫刻は、楠を切り出す所から、
一気に作った作品。
皇居の敷地の堀の部分は、糸鋸で切るのが、手間でした。
私の老眼では無理なので、佐々木薫さんの根気仕事に
助けていただきました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

昨日は、昼に立教大学に行って、
入学式後の、大学院のガイダンスに出席しましたが、
さすがに細かい。
大学運営の現実は、たいへんですね。
こちらは特任教授ですので、そういうことは関係がないですが、
私の妻は、早稲田大学で教えていますが、
まあ、会議の連続で、とても大変です。
大学運営に関わる大学教授になると、
作品が良く無くなるというのは、実感できました。

さて、ライブドローイングの写真は、
斉藤ちさとさんが撮影してくれたので、
もう一つのブログでご紹介します。

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新象徴界の芸術/アートフェア東京と椅子(大幅加筆英語版追加) [自作紹介]


天皇の京都への帰還-紫.jpg
英語版天皇の京都への帰還2ブログ.jpg
これは、アートフェア東京に出品を準備して制作した作品です。
他人には、見たく無いような作品で恐縮ですが、
一番、極端な作品として、気に入っています。

自分で、芸術分析をすると、次のようになります。


《想像界》の眼で《第41次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《  超  次  元  》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》《ハイアート》

シニフィエ(記号内容)の美術
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

この作品のポイントは、シニフィエの美術にしてある事です。
つまり、この作品は《象徴界》性の強い作品あのですが、
シニフィエにしてあるのです。

この作品の下敷きは、有名なコスースの同様な作品です。

img_kosuth_nothing_lg.jpg
《想像界》の眼で《第6次元》のデザイン的エンターテイメント
《象徴界》の眼で《第6次元》のデザイン的エンターテイメント
《現実界》の眼で《第6次元》のデザイン的エンターテイメント

《象徴界》の作品、気体美術。

《シリアス・アート》《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の美術。
《原始平面》『ペンキ絵』【B級美術】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

コスースの、この概念芸術の代表とも言える作品が、
実はデザイン的エンターテイメントでしかなくて、
作品としては《原始平面》の『ペンキ絵』で、
【B級美術】であったのです。

その後の、コスースはレベルを上げて行きますが、
こうしたこと、
つまり重要と思われた作品が、
実は、単なるデザイン的エンターテイメントであるということは、
後からの芸術分析としては、重要な認識なのです。

それと、もう一つ、シニフィアンの美術であったという事です。

さて、そこで、彦坂尚嘉の作品は、
《第41次元》《超次元》の《真性の芸術》にして、
しかもシニフィエ化したものとして、
この作品を作りました。

実際には、この黒い紙に、
ドローイングを描いて5000円で、売ります。
売れはしないでしょうが(笑)。
もっとも英語版も用意するし、紫色版も用意するので、
それにドローイングが入っていると、随分違うものに、
なります。
しかし、作品そのものの、芸術的な本質は、
この無愛想な、黒の日本語の文字作品です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

こういう作品を、政治と誤解する向きがあるかもしれませんが、
これは政治運動ではありません。

これは芸術作品なのであって、
ボイスや、ハーケの仕事と同様のものです。
日本で言えば、秋山祐徳太子さんの仕事の系譜です。

あくまでも美術作品あのであって、
その範囲をこえません。

漫画だから書けるとか、
お笑いだから言えるというのと同じで、
アートだから、表現できる内容なのです。
あくまでも、そういう範囲のものです。
現実の政治ではないのです。

憲法・皇居美術館 4頁.jpg


憲法・皇居 次頁5頁[更新済.jpg



こうした文字の作品は、
今までも、いろいろと作って来ているのですが、
シニフィエ化を自覚して作るようになったのは、
最近です。

「深川ラボ」のドローイング展に出品した、
100円ショップ・アートの『動物的エネルギー』の連作も
こうしたものです。
(2100円です。お問い合わせは、「深川ラボ」まで)

今、「深川ラボ」で展示している椅子の作品も、
同様の、『動物的エネルギー』の作品です。
これも新象徴界の作品になっています。

彦坂尚嘉椅子.jpg
彦坂尚嘉椅子2.jpg

1975/1991年の近代の終わり以降、
新想像界の作品、
つまりシニフィエ化した、《想像界》の美術が、
跋扈して来ました。
それは政治的には、サッチャー/レーガン/ブッシュ/中曽根〜小泉。
この新自由主義の政治状況と、現代アートは深く関わって来たのです。

新自由主義と、村上/奈良は、深く関わって来ていたのです。
ギャラリーで言えば、小山登美夫ギャラリー、そして山本現代は、
実は美術界のブッシュであったのです。

では、次は何なのか?
彦坂理論では、
《想像界》を否定して出現するものは、《象徴界》だから、
新《象徴界》の時代になるのではないか?
つまりシニフィエ化した、《象徴界》の表現が
突出してくるのではないか?

私自身は、実は《象徴界》の表現をそいだそうとして来た人で、
『秘伝ディメンション』という展覧会を2005年に組織しています。

そして何よりも、私自身の本質は、
学生時代から、観念的であると言う批判を繰り返し浴びて来たように、
本質的にシニフィエ的な、《象徴界》性の強いアーティストで
あったのです。

4月のアートフェア東京2009では、
皇居美術館空想を出すのですが、
この作品は《想像界》の作品の偽装性をもちながらも、
本質は《象徴界》の作品であるのです。

その《象徴界》性を、シニフィエ化の暴走として、
突出させてみたいと思うのです。

《象徴界》の作品は、面白くは無いから、
成功するとは、まったく思わないのですが、
それでも暴走する。

この暴走の仕方は、
石上純也さんを、ベネチア建築ビエンナーレまで、
追いかけて、学んだものです。
暴走こそ、現代のアートなのです。







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彦坂尚嘉の活動歴(最後に加筆) [自作紹介]

彦坂尚嘉のことを、ブログだけでご覧の方がほとんどだと思います。
しかし私の活動は、実はブログ以外の方が、主なのです。

NO NAMEさんからのコメントでのご批判もあったので、
立教大学に提出した活動歴を採録することで、
私の活動をご判断ください。

学会ならびに社会における活動
1969   前衛音楽家・刀根康尚と共に現象学研究会結成

1971〜72 『美術手帖』編集部協力のもと「年表・現代美術の50年」400頁)
      を作成。以後、60年代美術の総括の記事に参加。

1971   「集団の波、運動の波/60年代美術はどう動いたか」(『美術手帖』
      1971年10月号無署名執筆)

1973   「京都ビエンナーレ・集団による美術」に《5人組写真集編集委員会
      +5》をオーガナイズして参加(京都市美術館)。

1975   「パリ青年ビエンナーレ」に日本代表として国際交流基金より派遣さ
      れる(コミッショナー峯村敏明)。

1979   「木との対話展」に参加(西武美術館、コミッショナー中原佑介)。

1982   「ヴェニス・ビエンナーレ」に日本代表として国際交流基金より派遣
      さる(コミッショナー・現宇都宮市美術館館長、谷新)。

1983   「日本現代美術展」に参加(クンストハーレ・デュセルドルフ)
      
    
      「現代美術における写真展」に参加(東京国立近代美術館+
      京都国立近代美術館)。

1986   「ソウル・アジア現代美術展86」に参加(韓国現代美術館)。

      「シンガポール芸術祭」に参加(シンガポール国立博物館)。


1987   「サンパウロ・ビエンナーレ」に日本代表として国際交流基金より
      派遣さる(コミッショナー・美術評論家東野芳明)。

      「絵画1977-1987」に参加(国立国際美術館、
                      コミッショナー建畠晢)。


1989   「ユーロパリア・ジャパン89に日本代表として国際交流基金より
      派遣さる(コミッショナー・中原佑介)

1992   シンポジウム「美術批評の可能性」に参加(建畠晢企画、パネリスト:
     浅田彰、篠田達美、建畠晢、彦坂尚嘉、 多摩美術大学上野毛校舎)

     シンポジウム「NICAFの開始」に参加(パネリスト:中原佑介、椹木野
                  衣、李禹煥、彦坂尚嘉、パシフィコ横浜)

     1970年代日本の前衛展」に参加(イタリア・ボローニャ市立近代美術
      館+世田谷美術館、コミッショナー・現国立国際美術館館長 建畠晢)

1994   「ファーレ立川」に参加、公共彫刻制作(コミッショナー北川フラム)

1995   シンポジウム「戦後文化の軌跡展」に参加(パネリスト:浅田彰、
                 建畠晢、島田雅彦、彦坂尚嘉、目黒美術館)

1998   写真展「AIR」をオーガナイズ(堀 浩哉・石内都・宮本隆司・彦坂尚
                 嘉による)、これにより「写真の会賞」受賞。

1999   「グローバル・コンセプチュアリズム展」に国際交流基金より派遣さ
       れる(クイーンズ美術館、コミッショナー・美術史家 富井玲子)

2000   さいたま副都心・郵政省簡易保険ビルに公共作品を制作。

     第1回「越後妻有トリエンアーレ」に参加(コミッショナー小林晴夫)

2001   「センチュリー・シティ展」に参加(テート・モダン
                        コミッショナー・富井玲子)。


2003  2回「越後妻有トリエンアーレ」に参加(コミッショナー、北川フラム)。

2004  連続シンポジウム(全20回)『アート・スタディーズ/20世紀建築・
    美術史名品はどこにある?』(後援・毎日新聞社、日本建築学会)の
    ディレクターに就任。

    シンポジウム『アートとうつ病』に参加(パネラー:建畠晢、高岡健、
                        彦坂尚嘉、ギャラリー手)。

2005  「兵庫国際絵画コンペティション」で優秀賞。(兵庫県立美術館)

     日本ラカン協会幹事になり、現在にいたる。

     シンポジウム「《気》と《精神医学》と《アート》」(パネリスト:
             真々田昭司、高岡健、彦坂尚嘉、東京都現代美術館)

2006   第3回「越後妻有トリエンアーレ」に参加(コミッショナー北川フラム)

2007  第1回「リスボン建築トリエンナーレ」に日本代表として国際交流基金よ
                 り派遣さる(コミッショナー・五十嵐太郎)


2008   日本建築学会発表会(918日)に「皇居美術館」を発表

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

日本の現代美術家としては、異端の道を歩んでいる割には、
パリ青年ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエナーレ、サンパウロ・ビエン
ナーレ、クイーンズミュージアム、テートモダーン、リスボン建築トリ
エンアーレへの出品を取って来ています。

日本の現代美術家の中では、一番多いと思います。

しかし、当たりません。

言われる事は、作品が難しいというのです。
最近もギャラリーARTEさんから、「彦坂さんの作品はむずかしい」と
言われました。

本人は、なにがむずかしいのか、分かりませんが、
そう言われるのならば、もっとむずかしくして行こうとは、思います。

むずかしい作品をつくる。
当たらない作品をつくる。

そういうつもりは無かったのですが、
今後は意思して、
むずかしくして行こうと思います。





 




タグ:彦坂尚嘉
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彦坂尚嘉作品/アートフロント・ギャラリー(加筆5) [自作紹介]

アートフロント・ギャラリーが出版したカタログ、
『ART FURONT GARALLERY』の出版記念展が開かれ、
オープニング・パーティにも行って来ています。

自作の画像を紹介します。
以下の作品は、そのカタログ『ART FURONT GARALLERY』に
掲載されているものです。

MG_232672.jpg
ウッドペインティングです。

《想像界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《第41次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の美術。
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《現実界》で《41流》にもっていった作品で、
特徴的なのは側面の表現で、《第6次元》にしてあります。
中央部分の側面が、《6流》の空虚さが、気に入っています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


_MG_189372.jpg

《想像界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の美術。
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
階段状のウッ度ペインティングです。
その階段性を生かして、
一番左の広い面が《第6次元》、
真ん中が《第1次元》、
右の狭い出た部分が、《超次元》につくられています。
もともと複合絵画を追求しているのですが、
3種類の格の違う表現を複合した作品です。
格だけでなくて、フォルムも構造から3種類別のを統合した
作品で、これも巧くいって、気に入っています。

左の画面には、木紙という、
木を薄くスライスしたものが貼ってあります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

188972.jpg
《想像界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の美術。
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これも階段状の作品です。
これは左面が《第1次元》、
真ん中が《超次元》、
右の出た面が、《第41次元》で作られた作品。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

_MG_1871 72.jpg



_MG_187472.jpg
《想像界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》の《真性の芸術》

《想像界》《象徴界》《現実界》の3界をもつ重層的な表現
気体/液体/固体/絶対零度の4様態をもつ多層的な表現

《シリアス・アート》《ハイアート》
シニフィアン(記号表現)の美術。
《透視画面》『オプティカル・イリュージョン』【A級美術】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これはキャンバスの作品ですが、油彩で描いている部分と、
海のモノクロ写真を貼って、さらに木紙を切り抜いてはっています。
下には、壁紙も、細く貼ってあります。

スパイラルをテーマにした作品は、初期のウッドペインティングから
あるものです。拙著の表紙の作品も、
5つのスパイラルで出来ているものですが、以前は構造としてあったも
のが、このキャンバス絵画では、裸で出て来ています。

海の写真を使う作品は1972年から発表して来ていて、息の長いものです。
海の新作も、京都のギャラリー16でも3年前に発表しています。

壁紙を使っている作品は、1976年に「史律におけるプラクティス」とい
う6点シリーズの中で出て来ていて、その作品が契機で、色彩と形象を
復活させたウッドペインティングが出てくるのですが、
その後も、海の作品と合わさって、大作が作られています。

このキャンバスは、そうした自分の作品のパッチワークです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

こした作品は、今回はアートフロンとで発表はしていますが、
グループ展ということもあって、展示されたのは、
最初の2点だけでした。

こうした作品は、制作そのものは毎月数点を仕上げる様にしています
が、発表をするチャンスが無いままに売却されてしまう場合があります。
発表しても、日本の美術界の現状には合わないので、
無視されると言うこともあって、
展覧会という形式自体が、しだいに別のものになって来ていて、
直にコレクターや画廊に買い取ってもらうので充分と
言うことになります。
うまく、状況と組合わさらなくなって来ているのです。

しかし人類史の中で考えれば、
作品が展覧会で発表されないまま、売却されている方が多いのです。
ピカソの画商のカンワイラーは、毎月ピカソから買い取っていますが、
展覧会はしていません。
ヴォラールも、ルオーの作品を長期間買い取っていますが、
展覧会をしないで、死んでいます。
マチスの赤い部屋という代表作も、
赤くなってからは、未発表でロシアに売られています。
作品と展覧会は、密着はしていないのです。

3番目の赤紫の作品は、自分でも達成感のある作品ですが、
これは持ってもらおうと思った個人コレクターの家に持っていった
のですが、「強過ぎる」と言われてさまよってしまって、
うまく行かなくて、
結局アートフロントに買い取ってもらいました。
アートフロントの若い担当者が、評価してくれたからです。
良い作品なのですが、良い作品を分かってくれる人が減っているので、
何とか、別の血路を切り開かなくてはならないのです。

一つはマネージメントの問題で、
1991年以降のインタネット時代になると、
私の付き合って来たギャラリストが古くなってしまって、
ネット検索もしないし、自分ではメールも打たない人たちで、
状況に適応能力を失ってしまったのです。

北川フラムさんとは1969年からの40年のおつきあいです。
アートフロントギャラリーは、いわゆる現代美術業界の外の
全く別のギャラリーであって、
現実を切り開く力は、驚くべきものです。
今年の越後妻有トリエンナーレは、私は2カ所でやることに
なっていて、細部は今月末に現地で相談しないとなりませんが、
アートフロントギャラリーのマネージメントによる仕事が、
本年は一番大きいと思います。

しかし皇居美術館は、アートフロントはマネージメントを
やってはくれません。
こういう危ない作品に興味をもってくれるのは、
ギャラリーARTEさんです。
つまり一軒のギャラリーでは、彦坂尚嘉のマネージメントは、
入りきらないので、2軒以上のかかわり合いが必要なのです。

随分探して来ていますが、私の個人マネージャーを出来る人が
いません。
ギャラリストが古いというのは、1995年頃から痛切な問題で、
しかしアートマネージメントの人もまた、
現実適応能力が無いのです。

建築の人たちと付き合って分かった事は、
建築家は、自分でマネージメントをしているのです。
リベスキンドもザハも安藤さんも、自分で営業をしている。
建築は金額が大きいので、建築家自らが仕事をとってこないと、
動かないのです。
考えてみればレオナルド・ダ・ヴィンチも自分で営業をしていたわけで、
狩野元信や狩野永徳にしても、自分たちで直接営業をしているのです。

ですので、最近は自分で営業をしています。
営業をしていると分かるのは、
いままでの村松画廊も、東京画廊も、ギャラリー手も、
古い単純系のギャラリストは、ろくなマネージメントをしていない
ということです。
みんな良い方ですし、特に手の杉山旭さんの眼は良いと思いますが、
しかし、そもそも作家について研究も勉強もしないのです。
ピカソの画商のカンワイラーが、キュヴィズムをはじめ、何冊も本を
出しているのとは、頭脳の水準が違うのです。
日本のギャラリスト自身が、
もしかすると《自己愛》性人格障害だったのかもしれません。

複雑系のマネージメント技術を開発確立するのは、自分で
やるしかないとつくづく思いました。
「深川いっぷく」で、複雑系アートマネージメントの勉強会を
始めようと思っています。

建築系のやり方を見ていると、
そちらの方が合理的だし、洗練されています。
実はアートフロントというギャラリーは、
建築系ギャラリーというべきところがあります。

建築系はなによりも、頭が良いのです。
日本の美術関係者は、作家が馬鹿であることを望んでいますが、
美術史の中で、レオナルド・ダ・ヴィンチも、ゴッホも、
デューラーも、雪舟も、雪村も、宗達も、馬鹿ではなかったのです。
作家に馬鹿性を要求する日本の美術界は、
たぶん人格障害者なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の世代の現代美術家は非合理で、現実は握力を失っています。
先日も、久しぶりに原口典之さんが2度も電話して来てくれて、
話しましたが、彼をグーグルで検索すると580件です。
いま、彦坂尚嘉で検索すれば、16、100です。
その差は、約28倍です。
このインタネット時代に、彼は何も対応していないのです。
検索結果などは実体ではありませんが、しかし情報化社会ですから、
情報の量の虚が、実体と無関係とは言えないところがあるのです。


私はコンテンポラリー・アーティストですから、
時代と格闘しながら、芸術の探求を続けるのです。
自分の《自己愛》の蛸壺に閉じこもる人は、
自由にしてもらうしかありません。
《自己愛》の蛸壺の中で死んで、
《自己愛》の蛸壺の中で葬式をすれば良いのです。

私は探求の旅を続ける中で、制作を続けます。
旅の中で他者に出会います。
他者との出会いこそが、アートの原動力なのです。
作品を買ってくれる眼のあるお客も、自分で出会って行きます。
マネージメントは、自分でもやるし、ギャラリー活動も、
自分でもやります。
複雑系の世界を生きるサバイバルゲームは、
冗談ではできないのです。

そして、この不況の中にでも、他者はいるのです。
他者との出会いこそが、《真性の芸術》の根幹をなす要諦なのです。





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《こんぴら》から『アートフェア東京2009』へ(自作解説と画像追加) [自作紹介]

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彦坂尚嘉 見立て(トマトと茄子) 金比羅虎丸旅館 2008  写真撮影:高嶋清俊
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彦坂尚嘉 見立て(トマトと茄子) 金比羅虎丸旅館 2008  写真撮影:高嶋清俊
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彦坂尚嘉 見立て(トマトと茄子) 金比羅虎丸旅館 2008 写真撮影:高嶋清俊

『こんぴらアート2008』から『アートフェア東京2009』へと、
展開するプロジェクトが決まりました。

四国のギャラリーARTEが、
この4月に東京フォーラムで開催される
『アートフェア東京2009』へ出店するのですが、
そこに糸崎公朗と、彦坂尚嘉を出品する事になったのです。

さて、そこで遅れましたが、
『こんぴらアート2008』の総括と報告です。

◆1◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
たのしむ図書館、つくる図書館

琴平プロジェクト
こんぴらアート2008虎丸社中が開幕
by kujitatsuya on 12/12/2008 - 17:54
香川県琴平町で「琴平プロジェクトこんぴらアート2008虎丸社中」が開催されます。
2008年12月12日(金)〜14日(日)。彦坂尚嘉、糸崎公朗はじめ総勢21名の作家が参加。
主催のギャラリーアルテはアートフェア東京にも出展の実力派。
○プロジェクトHP
http://www5a.biglobe.ne.jp/~Arte2000/exhibition/08toramaru.htm

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
DNP Museum Information Japanartscape[アートスケープ] Run by DNP Art Communications

artscapeレビュー 五十嵐太郎(建築評論、建築史家)

2009年01月15日号

琴平プロジェクトこんぴらアート2008・虎丸社中

会期:12月12日~12月14日

老舗旅館「虎丸旅館」及び木造和風建築

「琴平公会堂」[香川県]

美術家の彦坂尚嘉が金比羅で旅館を使った

アートイベントに参加するというので、そ

のトークに出席した。金比羅の上のほうでは鈴木了二の建築や、田窪恭治

の襖絵があるなどハイ・アート的であるのに対し、今回は下のほうで違う

かたちのイベントをやるという。ギャラリー・アルテという四国のギャラ

リーの女性ギャラリストが企画し、とら丸という旅館の各部屋に展示。

宿泊施設をアートの展示に使うのは、東京のアグネスホテル、大阪の堂島

ホテルなどでもあり、ベッドや浴室にアートがあったり、少しずつ間取り

の違う同じフロアの部屋をすべて見たりする機会は、修学旅行でもないと

できない体験。単純にアートがどうこういうより経験として面白い。 

今回はその旅館版。木造和風の旅館で、日本の旅館に典型的な、でたらめ

な増改築がされたプラン。例えば2階に上がるのに四カ所くらい変なとこ

ろに階段がついている。作家のなかにはその特性をうまく使う人と使わ

ない人がいて、彦坂さんは結構うまく使っていた。二つの会場での展示が

あり、客室では天井にナスやトマトのオブジェ。彼の初期の作品はフロ

アー・イベントという床の作品だっただけに、面白い展開。他の作家と

違い、床を占有しておらず、そういう意味だと興行的にもあり得る。

もうひとつ公会堂でやっていたのは、皇居美術館空想の展開。

ちょっとした体育館くらいの広さの空間の真ん中に、存在感のある

皇居美術館の模型が置かれる。またその延長である帝国美術館空想も

一部紹介。隣に糸崎公朗のフォトモの作品があり、壮大でグローバル

な展開の彦坂さんと、ミクロな観察眼で虫や町並みの観察を行なう

糸崎さんの展示が対照的だった。12月14日(日)(五十嵐太郎)

 彦坂尚嘉皇居美術館2.jpg
彦坂尚嘉 皇居美術館と帝国美術館 琴平公民館 2008  写真撮影:高嶋清俊
彦坂尚嘉皇居美術館3.jpg
彦坂尚嘉 皇居美術館と帝国美術館 琴平公民館 2008  写真撮影:高嶋清俊
彦坂尚嘉皇居美術館.jpg
彦坂尚嘉 皇居美術館:建築模型彫刻 琴平公民館 2008  写真撮影:高嶋清俊

琴平プロジェクトこんぴらアート2008・虎丸社中

会期:12月12日~12月14日

虎丸旅館/琴平町公会堂[香川県]

近ごろホテルの客室を使ったアートフェアはよく見か

けるが、旅館の和室を展覧会場にする試みはあまり聞

いたことがない。これは、こんぴらさんで知られる金

刀比羅宮の参道の虎丸旅館と、その近くの重文級の琴

平町公会堂を舞台にした展覧会。出品は彦坂尚嘉、吉

峯和美、糸崎公朗、廣中薫、澤登恭子ら19組。こうした展覧会の場合、ほか

の場所でつくった作品をもってきて展示するだけでは、わざわざ見に行く価

値がない。やはり琴平町という地域性や、旅館の部屋という空間性を生かし

たサイトスペシフィックな制作が望まれるが、そういう作品はごくわずか。

とはいえ、たとえば吉峯の作品は、17世紀オランダを思わせる油絵で和風旅

館とはミスマッチなのだが、意外なことに大きさといい色合いといい図柄と

いい、和室にぴったり合う。一方、天井板にトマトやナスの模型を貼りつけ

た彦坂の作品は、若冲の天井画からヒントを得たのかと思ったら、ぜんぜん

関係ないという。もっとも天井画は金刀比羅ではなく京都のお寺にあるのだ

が。いずれにせよ「今年はパイロット展」というから、次の展開を期待した

い。 12月13日(土)(村田真)

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【自作解説】

『見立て(トマトと茄子)』

私自身は、小さい時から病弱で、病気で寝ていて、天井ばかりを見て育ちました。
寝ている場所は、東京の世田谷の三宿の和室の8畳間です。
天井は杉板で、木目の強いもので、こればかりを、飽きずに見て来たのです。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、壁のシミを見つめていると、様々なものが見えると
書いていますが、私も天井の杉の木目の中に、様々な幻視を見て来たのです。

大学生の時には、天井に障子紙に描いた絵巻の作品を、何本もはって見ていました。
もともと平安時代の絵巻物が好きで、絵巻を描いていたのですが、誰にも見せず、
多摩美術大学での学内発表にも出さずに、終わっています。
次に天井を作品にしたのは、1972年に何回目かのフロアイヴェンとという作品の時に、
この杉の天井を、ハンマーで破壊する『シーリングミュージック(天井の音楽)』という
作品をやっています。
このあと1980年代に、東京画廊の山本豊津氏のプロデュースで、
表参道の資生堂のショールームに、かまぼこ型の天井をつくって、
そこに絵を描いています。
彦坂尚嘉 見立て(トマトと茄子)2008.jpg
今回のこんぴらアートでのインスタレーションのきっかけは、
上に掲載したデジタル画像の作品が、もとでした。
これは木目の画像を、水に見立てて、そこにトマトと茄子を浮かべたものです。
エックハルトというドイツ神秘主義の思想家も、木目を見ていると木目になる
と書いています。このエックハルトは、ドイツ語の日常語で初めて聖書をラテン語
から訳した人で、異端審問に摘発されて、著作は焼かれて死んでいます。
私はこのエックハルトに大きな影響を受けていることもあって、木目の作品を
作り続けて来ていますが、このトマトを使う作品は、トマトアートシリーズの
展開です。

何故にトマトなのか?
私は小さな時から、トマトにお砂糖をかけて食べるのが好きだったのです。
そしてトマトの赤い色に、思い入れがありました。お酒のカクテルも、
ブラッディ・メアリー (BLOODY MARY)が好きで、トマトのみそ汁とか、
トマトアイスクリームも作って来ています。
今回も、トマトアイスクリームを、アート作品として作って、売りました。

トマトは茄子科の植物で、和名を赤茄子といいます。それで茄子を連想して、
使っています。
茄子と赤茄子という類似性で、並列しているのです。


際に天井にトマトと茄子を付けて見せようと言うことになったのは、
今回のこんぴらアートの打ち合わせを、梅谷幾代さんと、
電話で何度も話している中から出て来た事です。
彼女とは、金比羅と琴平の歴史のことから、話が始まっています。
軍事都市であったこと、その痕跡は今もたくさん残っている事.。
以下、梅谷幾代さんのメールです。


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茄子とトマト(赤茄子) [自作紹介]

IMG_9234-1.jpg
IMG_9238.jpg
IMG_9241-1.jpg
写真撮影:高嶋清俊

『こんぴらアート2008』から『アートフェア東京2009』へと、
展開するプロジェクトが決まりました。

四国のギャラリーARTEが、
この4月に東京フォーラムで開催される
『アートフェア東京2009』へ出店するのですが、
そこに糸崎公朗と、彦坂尚嘉を出品する事になったのです。

さて、そこで遅れましたが、
『こんぴらアート2008』の総括と報告です。

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琴平プロジェクト
こんぴらアート2008虎丸社中が開幕
by kujitatsuya on 12/12/2008 - 17:54
香川県琴平町で「琴平プロジェクトこんぴらアート2008虎丸社中」が開催されます。
2008年12月12日(金)〜14日(日)。彦坂尚嘉、糸崎公朗はじめ総勢21名の作家が参加。
主催のギャラリーアルテはアートフェア東京にも出展の実力派。
○プロジェクトHP
http://www5a.biglobe.ne.jp/~Arte2000/exhibition/08toramaru.htm

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artscapeレビュー

2009年01月15日号

琴平プロジェクトこんぴらアート2008・虎丸社中

会期:12月12日~12月14日

老舗旅館「虎丸旅館」及び木造和風建築

「琴平公会堂」[香川県]

美術家の彦坂尚嘉が金比羅で旅館を使った

アートイベントに参加するというので、そ

のトークに出席した。金比羅の上のほうでは鈴木了二の建築や、田窪恭治

の襖絵があるなどハイ・アート的であるのに対し、今回は下のほうで違う

かたちのイベントをやるという。ギャラリー・アルテという四国のギャラ

リーの女性ギャラリストが企画し、とら丸という旅館の各部屋に展示。

宿泊施設をアートの展示に使うのは、東京のアグネスホテル、大阪の堂島

ホテルなどでもあり、ベッドや浴室にアートがあったり、少しずつ間取り

の違う同じフロアの部屋をすべて見たりする機会は、修学旅行でもないと

できない体験。単純にアートがどうこういうより経験として面白い。 

今回はその旅館版。木造和風の旅館で、日本の旅館に典型的な、でたらめ

な増改築がされたプラン。例えば2階に上がるのに四カ所くらい変なとこ

ろに階段がついている。作家のなかにはその特性をうまく使う人と使わ

ない人がいて、彦坂さんは結構うまく使っていた。二つの会場での展示が

あり、客室では天井にナスやトマトのオブジェ。彼の初期の作品はフロ

アー・イベントという床の作品だっただけに、面白い展開。他の作家と

違い、床を占有しておらず、そういう意味だと興行的にもあり得る。

もうひとつ公会堂でやっていたのは、皇居美術館空想の展開。

ちょっとした体育館くらいの広さの空間の真ん中に、存在感のある

皇居美術館の模型が置かれる。またその延長である帝国美術館空想も

一部紹介。隣に糸崎公朗のフォトモの作品があり、壮大でグローバル

な展開の彦坂さんと、ミクロな観察眼で虫や町並みの観察を行なう

糸崎さんの展示が対照的だった。12月14日(日)(五十嵐太郎)

 

琴平プロジェクトこんぴらアート2008・虎丸社中

会期:12月12日~12月14日

虎丸旅館/琴平町公会堂[香川県]

近ごろホテルの客室を使ったアートフェアはよく見か

けるが、旅館の和室を展覧会場にする試みはあまり聞

いたことがない。これは、こんぴらさんで知られる金

刀比羅宮の参道の虎丸旅館と、その近くの重文級の琴

平町公会堂を舞台にした展覧会。出品は彦坂尚嘉、吉

峯和美、糸崎公朗、廣中薫、澤登恭子ら19組。こうした展覧会の場合、ほか

の場所でつくった作品をもってきて展示するだけでは、わざわざ見に行く価

値がない。やはり琴平町という地域性や、旅館の部屋という空間性を生かし

たサイトスペシフィックな制作が望まれるが、そういう作品はごくわずか。

とはいえ、たとえば吉峯の作品は、17世紀オランダを思わせる油絵で和風旅

館とはミスマッチなのだが、意外なことに大きさといい色合いといい図柄と

いい、和室にぴったり合う。一方、天井板にトマトやナスの模型を貼りつけ

た彦坂の作品は、若冲の天井画からヒントを得たのかと思ったら、ぜんぜん

関係ないという。もっとも天井画は金刀比羅ではなく京都のお寺にあるのだ

が。いずれにせよ「今年はパイロット展」というから、次の展開を期待した

い。 12月13日(土)(村田真)

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山陽新聞ホームページ

琴平の伝統建築に現代アート展示 

造形や写真約1000点

前衛的な作品を集め開幕した「こんぴらアート」=香川県琴平町の虎丸旅館
前衛的な作品を集め開幕した「こんぴらアート」
=香川県琴平町の虎丸旅館
 

 伝統建築に現代アートの薫り-。香川県琴平町で12日、由緒ある建
造物に前衛的な美術作品を展示する「こんぴらアート2008虎丸社中」
が開幕した。14日まで。
 丸亀市でギャラリーを経営する同町出身の梅谷幾代さんと同町の観光
業者らが、芸術振興と観光客誘致を図ろうと初めて企画。金刀比羅宮参
道にある1912(大正元)年創業の虎丸旅館と、昭和初期建築の町公
会堂(国登録有形文化財)に、県内外の作家21人が絵画や写真、陶芸
など約1000点を出品した。
 虎丸旅館では、天井の木目を川の流れに見立て、トマトとナスの模型
を張りつけた造形作家彦坂尚嘉さん(62)=神奈川県=や、3階の部
屋の壁に空の写真を配置し「金刀比羅宮の石段を登り切った達成感や虚
脱感を表現した」という津山市大吉、写真家杉浦慶太さん(28)の作
品などが並ぶ。同公会堂でも、風景写真を使った巨大ジオラマなどを展
示している。
 入場料1000円で、午前11時から午後6時まで。13、14日は
出品作家らによるシンポジウムもある。(2008年12月13日)
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四国新聞社
旅館客室で芸術作品展/こんぴらアート虎丸社中
2008/12/12 19:03

水面に見立てた天井に
トマトやナスを取り付
けた空間
=琴平町、虎丸旅館

 香川県琴平町内の旅館客室などを芸術作品で演出する「琴平プロジェクトこんぴらアート20
08虎丸社中」(同実行委主催)が12日、同町の老舗旅館・虎丸旅館と町公会堂の2会場で始
まった。県内外から集まった芸術家たちがそれぞれ趣向を凝らし、アートと和風建築の融合した
空間をつくり出している。14日まで。

 同展は、県内随一の観光地・琴平を舞台に、アートによる集客と地域活性化を図る試み。絵画、
陶芸、写真、建築など多彩な分野の現代芸術作家21人が出展した。

 同旅館では、建物の凝った造りを生かし、客室に備え付けの家具なども使いながら空間を演出。
天井に発泡スチロールで作ったトマトやナスを取り付けて水面に浮かんでいるように見せたり、
「家族の秘密」として寄せられた14のエピソードを引き出しなどから探してもらうなど、ユニ
ークな部屋ばかり。来場者は作家との会話を楽しみながらじっくりと鑑賞していた。

 作品展示のほか、ワークショップや講演会、コンサートなどの関連イベントも開く。
入場料1000円(会期中共通)。問い合わせは同旅館〈0877(75)2161〉。
倉敷芸術科学大学芸術学部

琴平プロジェクトこんぴらアート2008・虎丸社中

Saturday, December 27, 2008

12月の頭に『琴平プロジェクトこんぴらアート2008・虎丸社中』を観にいってきた。香川県琴平町の金刀比羅宮参拝みちの石段92段目に位置する老舗旅館「虎丸旅館」と木造和風建築「琴平公会堂」が展示会場である。

老舗旅館「虎丸旅館」は、急斜面に建っている迷路のような旅館だ。その旅館の各部屋に、それぞれ美術家たちが「アート作品のある部屋」を作り出している。そして旅館の地図を片手に作品のある部屋を探し鑑賞する。倉芸の非常勤講師真部先生も展示に参加されており、ゆりの間でパフォーマンスをされていた。

 初めは、旅館の展示と聞いて「アートで町おこし」という言葉が頭に浮かんでいた。しかし、そのようなあやふやな展示ではなく、しっかりと、旅館という日常的な場所を生かした展示であった。また今回のような日常的な空間での展示は、ギャラリーや美術館などといった特別な場所での展示と比べ、肩の力を抜いて見ることが出来て楽しめた。撮影もできたし。

 特に記憶に残っているのは、蔵本秀彦さん、あざみの間のマリアーネさん、富士の間 彦坂尚嘉さん「見立て、茄子と赤茄子(トマト)」の作品である。

川の間の作品は、畳の上に平面作品が平置きにされていた。その作品は、鉄粉を支持体に付着させて制作しているそうだ。そして鉄粉を酸化させたり、あるいは酸化を止めたりして色を調節する。酸化の過程で赤みを帯びた鉄粉は様々な色に変化していた。

  さて琴平プロジェクト次回は来年九月()らしい。たのしみです。








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瀬戸内海の鵜島 [自作紹介]

hina02.jpg
明日から、瀬戸内海の鵜島に行ってきます。


10月22日の鵜島訪問スケジュールです。

 

●新幹線

新横浜 09:49発

のぞみ17号(博多行)

762.4km 10,500円 指定席 6,670円

福山 着 13:13着

 

●高速バス 福山駅南口から100メートル 駅前広場

バス乗り場は駅を背にして左手、三菱UFJビル前です。

 

しまなみライナー 福山ー今治

福山発13:45  伯方島着 14:50  松下出迎え

 

●フェリー 伯方島15:45発 鵜島着15:55着

午後4時前には「船小屋」へ着きます!

 

古い友人の松下哲雄さんが、

船宿をやっているのです。

それと和船作りをしていますので、

それの見学です。

 

島に2泊して、

その後、神戸に一泊。

奈良に一泊して、

彼の車で上京して帰宅します。

 

その訪問のために、

お土産でつくった見立ての作品です。

 

 

見立て船12 72.jpg

彦坂尚嘉 見立て(和船)  紙サイズ・A3 ゼロックス出力 2008年

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ブラック・トマト(加筆2画像追加) [自作紹介]

出力画像の作品で、固体化を計ることは、
やって来ていなかったので、
何が、固体/液体/気体という移行を司っているのか?
それが、まだ不明です。

思考錯誤の一つですが、
赤色を選択指定して、それ以外をグレーにしてしまった
以下のような、画像を作りました。

とりあえずは固体化してくれました。



グレー固体3/6/8退化154.jpg
《想像界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《超1流》の《真性の芸術》。

《現実界》の美術。
固体美術。

格そのものは、もっと上げる事は出来ますが、
今の興味は、《6流》のデザイン的エンターテイメントをもった作品を
作ってみると言う試行です。

私自身は、こういうことをやってこなかったのです。
しかし《6流》というのも、扱い方で、面白いのは理解できる様になりました。


16《3流》《6流》《8流》190.jpg
《想像界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の美術。
固体美術。

さすがにすべて《6流》のデザイン的エンターテイメントであると、
面白く無いですね(笑)。


3《3流》《6流》《8流》190**.jpg
《想像界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》の《真性の芸術》。
《現実界》の美術。
固体美術。

やはり《41流》性を入れると、落ち着くと言うか、
私には面白いですね。



4-2-190.jpg
《想像界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》の《真性の芸術》。
《現実界》の美術。
固体美術。


原型6-1-190.jpg
《想像界》の眼で《3流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》の《真性の芸術》。
《現実界》の美術。
固体美術。

《想像界》を《3流》に上げると、
さすがに生き生きとします。


トマト15《3流》《6流》《8流》154.jpg
《想像界》の眼で《超1流》の《真性の芸術》。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》の《真性の芸術》。
《現実界》の美術。
固体美術。

《真性の芸術》を2つにすると、どこか、気持ちが悪くなりますね。
この気持ちの悪さが良いのですが、一般的には嫌われるでしょうね。
私自身は、気持ちの悪いのが、好きですね。

190.jpg
ブッラックトマトです。
《想像界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》の《真性の芸術》。
《現実界》の作品。
固体美術。

ブラックトマトという題名とコンセプトは、
映画にもなったジェイムズ・エルロイが1987年に発表した 小説「ブラック・ダリア」
の題名の影響です。

映画は見ましたが、今一でした。
本の方は、やたらに評価が高くて、
買いましたが、まだ読んでいません。

ブッラクダリア190.jpg
ブラックダリアです。


エゾクロユリ2.jpg
ついでにブッラクリリーです。
 蝦夷(えぞ)クロユリです。


ブラックダリアも、蝦夷 クロユリ
ブラックトマトという作品も、リアリズムではありません。
全くのシニフィエ的な作品で、
脳内リアリティの作品化に過ぎません。

好き嫌いで言うと、こういう脳内リアリティの作品が好きです。



6ブラックトマト《6流》《6流》《41流》190.jpg
《想像界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《象徴界》の眼で《6流》のデザイン的エンターテイメント。
《現実界》の眼で《41流》の《真性の芸術》。
《現実界》の作品。
固体美術。

ブラックトマトに至りつくと、
トマトシリーズも、ようやく落ち着いたと言うか、
一巡りしたという感じですね。



4ブッラックトマト《6流》《6流》《41流》190.jpg



3ブラックトマト《6流》《6流》《41流》.jpg



190.jpg

私のブラックトマトは、作品ですが、
現実にブラックトマトはあります。

BlackKrim1-1.jpg
ブラックトマトは、ロシアが原産地で、広島県で、生産されています。
甘みや酸味は少なく、癖がなくてマイルドだそうです。
ほのかな苦味とキレのある味が特徴の希少トマトとのこと。
生食用としても火を通しても美味しくお召し上がりいただけるとのことです。

現実の作品は、
出力画像の上に、油彩で、ペインティングする予定でいます。
油彩でペインティングといっても、
簡単なペインティングです。

と、描いてみたのですが、
油彩は乾きが遅いことに、気がつきました。
紙の作品を干すのに時間をかけるのは、
むずかしいですね。
結局手っ取り早く、顔料マーカーになってしまいました。

身内からですが、
某所で、ライブペインティングの展覧会の話が来ていて、
ロッカクアヤコ  さんのようには行きませんが、
簡単な速描きは好きなので、
ライブペインティングには意欲はあります。

ペインティングと言っても、
線描中心のドローイングではありますが。

そういう時に、使えればと思います。
白い紙やキャンバスにも描きますが、
こういう出力画像の上に描いて行くのは、
結果として楽しいと思うのです。

扇面とか、団扇、だるま、
さらには古い椅子とか、家具、
不用品のジャンクものとかにも、描きたいです。




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