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9点うれました。 [日記]

彦坂尚嘉アートフェア090403 2.jpg

アートフェア東京2009ですが、お客さんは来ています。
それには驚きがあります。

1日目が、7672名
2日目の昨日が、11、614名です。

作品もまあまあ、売れているようです。

私も、点数だけいえば、9点うれました。
安ですから、売り上げ的には赤字ですが。

彦坂尚嘉アートフェア0904033.jpg
左が彦坂尚嘉。
真ん中が、瀬戸内海の鵜島の和船工房の船頭の松下哲郎さん。
右が、デザイナーの丸山孝広さん。

彦坂尚嘉アートフェア090403.jpg
夜は、このおじさん3人と、
ギャラリーARTEの梅谷幾代さんと、
会食しました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ギャラリーARTEとしても、
3人のアーティストで、そこそこの数うれていて、
まあ、やって面白く勉強できたという気持ちです。
しかし3日といっても、一昨日は10時半から夜の9時まで、
昨日も夜8時までという詰まり方なので、疲れます。

参加しないと分からない事が、
いくつも分かって、貴重な体験です。
80年代には、日本のアトフェアにはいくつも出していますが、
それとは、微妙に何かが違います。

まず、私の世代で出品している人は、少ない。
私より年上では、秋山祐徳太子さんが、出品していて、
たくさん売っていて、なかなかたいしたものです。

岡崎乾二郎も、中村一美も、辰野登恵子もいません。
大竹伸朗はいます。

遠藤戸谷もいないし、堀浩哉もいない。

私見を申しあげれば、1991年に区切り目があって、
ここが情報社会=インタネット社会の元年でした。
これ以降の現代アートと、それ以前の現代美術では、
まったく違ったのです。

この時代の敷居を超える事がむずかしい。
そこには、シニフィエ(記号内容)化と、
商業化=商品化という敷居があったのです。

商品化というと、悪い事のように思いますが、
それ以前の現代美術の虚偽性の方が問題なのです。
たとえば河口龍雄は、膨大な作品を制作していますが、
それらは商品として売れているのではなくて、
たぶん、私蔵されているものがほとんどであるのです。
美術市場には、ほとんど出て来ませんから、
そう考えるのが、合理的です。

作品数が多い作家が、
売れていないで私蔵している例は、いくつもあります。
そうすると、こういう形式だけでの量産というのは、
何の意味があるのか?
合理的には説明が難しいのです。

商品化すれば良いと言っているのではなくて、
商品化を嫌っていた現代美術家の作品制作の態度の中に、
奇妙な虚偽性とか、錯誤性、合理性の欠如があったのでは
ないかと言っているのです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今回、久しぶりに西村画廊のご主人や、
東京画廊の山本豊津、田畑幸人さん、
さらに双画廊の塚本さんなど、
古い知り合いの画商さんと、ご挨拶をし、立ち話をしました。

なつかしかったし、楽しかったです。
再び戦場で会えたという感慨ですね。

多くの人が来て下さって、
お話をすることが出来ました。

その中には、立教大学の授業を手伝ってくれる若い人も、
いました。
同じ世代の人間に、芸術のabcを話す気にはなりませんが、
若い人には、原初せいがあて、問題の所在が見えるので、
話す意欲がわきます。



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猪俣和也

初めまして、立教大学に在学中の猪俣和也と申します。
彦坂先生のブログは、先月、千石先生に教えて頂いてから、日々興味深く拝見しています。

不躾ですが、今日は大学院の授業に関して相談したいことがあり、しかし先生のEメールのアドレスが分からず、コメント欄に書き込んでしまいました。

実は、大学院の授業を学部生が受講するには、教務部に受講申請書を提出しなければならないのですが、その書類に、授業を担当する教授の「承諾印」をもらうことが義務付けられているのです。その締め切りは、4月7日です。しかし、先生は4月13日まで立教に来ないと聞きました。
そこで、書類不備の解決案として、彦坂先生の承諾を得たうえで、千石先生の代印を頂き、教務部に提出するということになりました。

ぜひ、彦坂先生の授業を受けたいのですが、承諾を頂けないでしょうか。
以下は、履修動機です。


僕は、学部の卒業論文のテーマとして、「文学と生活の接点」を研究したいと考えています。自分が今まで興味を持って学んできた文学というものが、社会や生活の中で果たす積極的な役割をどうしても知りたいのです。なぜなら、一般に文学が生活の余剰品として軽視され、生活とは切り離された所で使い捨てられる在り方に、文学を学んでいる者として寂しさを感じるからです。
ところで、文学とアートは異なる部分が多々ありますが、アート作品に関心があるのはもちろん、アートに携わる人々が、アートの意味について考えていることに、自分の研究を進める上ですごく参考になると感じ、興味があります。


長文失礼しました。ブログのコメント欄に私的な書き込みをしてしまって、すみません。



by 猪俣和也 (2009-04-05 11:35) 

ヒコ

猪俣和也様
メールありがとうございました。
受講のご希望、歓迎いたします。
千石先生のご協力で、実現していただければと思います。
生活と文学の接点と言う卒論のテーマ、良いと思います。ご協力できる講義を実現したいと思います。
by ヒコ (2009-04-05 23:58) 

猪俣和也

快く受諾して下さって、ありがとうございます。
さっそく手続きをさせて頂きます。新学期が楽しみです。

今日、東京アートフェアに行って、彦坂先生の作品を、興味深く拝見しました。「空想」がテーマになっているのが、面白いですね。
友人と、「空想美術館」を360度しげしげと観察し、おかげで僕らの頭の中にも、すっかりそのイメージが住みついてしまいました(笑)
作品を見ることによって、他の参観者の頭の中にも、同じ様に「空想美術館」が住みつき、増殖し、各々が家路につくことによって、「空想」が日本中に分布してゆく様を想像すると、面白かったです。すれ違う見物客の頭の中にも、「空想美術館」のイメージが住みついているんじゃないかと疑ったり。

お返事ありがとうございました。
by 猪俣和也 (2009-04-06 01:03) 

dalico

アートフェアお疲れ様でございました。
秋山さんと見学に行かせて頂きましたdalicoです。

大きな彫刻の作品、素晴らしかったです。
他の展示作品も秋山さんと2、3回立ち寄って拝見させていただきました。

それにしても、今年のアートフェアは昨年以上の来場者でビックリしました。秋山さんも、3分の2ぐらい売れました♪

秋山さんは初出展だったのですが、同窓会のように色々な方や、ファンに直にお会いできてとてもエキサイティングで楽しかったと話していらっしゃいました。

最終日に、彦坂さんが朝日新聞でご一緒に紹介された、石内都さんがお立ち寄り下さいました。大川美術館で展示が始まったそうです。

またどこかでお眼にかかりました際にはどうぞ宜しくお願い致します。

by dalico (2009-04-06 19:31) 

ヒコ

dalico 様
コメントありがとうございます。
秋山祐徳太子さんも、頑張っておられて、たいしたものですね。
心強いです。
時代の敷居を超えて行くのは難しいですが、それをなさっておられる。多くの先輩が鬱病の中に沈んで、何もしないし、何をしていいのか分からなくなっているからこそ、頑張られているその精神の健康さが、輝いて見えます。
by ヒコ (2009-04-07 11:54) 

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